友達のタブレットDG-Q10Sを文鎮化から修理する

約一ヶ月ぶりの更新です。

先日、友達のAndroidタブレット、DG-Q10Sがほぼ文鎮化状態になってしまったらしく、

「直せるなら直してほしい」とのことだったので

直せるかどうかは別としてとりあえず預かってきました。

ドスパラの10インチタブレット、

DG-Q10Sです。

10インチでも画面解像度は低めです笑

MicroUSBから充電ができない…

早速電源を入れてみます。

でじのすはブランド名かな？

ここまでは順調です。

はい、一瞬ロック画面が出ますがこの通りｗ

かろうじてナビバーが表示されてますが

ほとんど操作できず…

持ち主曰く、/system/app/の中を全部ふっ飛ばしたらしい。

システムアプリ全消しでも起動するとは驚き笑

ここから修理に入ります

参考にする場合は自己責任でお願いします！

とりあえずリカバリに入ってみましたが

何もできず笑

adbで認識するものの

ほとんどのコマンドが使えない…

チップやボードの型番を調べるため分解。

”RockChip RK3188”

というチップ？SoC？を搭載しているそうだ

普通に起動してくれればアプリで確認できるのに…

この”RockChip RK3188”というチップは、低価格帯の中国製タブレットによく搭載されてるらしく

スティック型Android端末にも搭載されているとか、

ネットで検索しているうちに”RKBatchTool”というソフトがあるらしく

RockChip　RK**** のチップを搭載した端末のRom焼きができるらしく

もしかしたら使えるのではないかと思いダウンロードしてみました。

RKBatchToolの起動画面、

ソフトのダウンロードは

適当にググってください笑

下の1とか2とか書いてあるところに

接続してある端末が表示されるらしい。

まだ何も繋いでいないのでグレーアウトしてます。

システムのディスクイメージは

ドスパラのサイトからダウンロードしました。

445MBもあるので

差分アップデートではないはず、

専用のドライバが必要なので

海外のサイトからRK Driver Assistant toolsというものをインストールしました。

端末を接続します。

この端末は音量ボタンがないので、

電源を切った状態から

ホームボタンを長押ししながらUSB接続します。

お！認識しました！

緑色に表示されているのは、

ファームウェア更新待機状態

という意味らしい

右上の”…”ボタンから書き込む

システムイメージを選択します。

今回は先ほどドスパラのサイトで落とした

update.imgを使用するので選択しています。

ディスクイメージを指定したら

Upgradeボタンを押すと書き込みが始まります。

緑の表示が黄色点滅にかわり、

進行状況が％で表示されます。

Upgrade　Done Success！

書き込み完了です！

これで起動するようになるかな…？

自動で/dataと/cacheと/mnt/sdcardが

wipeされます

直るといいな～

緊張の瞬間！

おー！

見事復活しました！

といっても友達の端末ですが笑

ネット接続とかwebブラウザも

問題なく動作しました。

完全に自分の好みですが、

bootanimationがあまりにダサかったので

デフォルトに戻しておきました

ということで今回の記事はこれで終わりです。

最後までありがとうございました。

次回予告は…　　　…　　　　…笑