SambaでNASを構築。アクセスできない場合の解決方法


自宅サーバーで外付けHDDをNASとして使えるように設定しました。
環境はCentOS7 64Bit。外付けHDDはNTFSでフォーマットされたものを使います。
ファイルの読み書きや名前の変更などができず困ったため解決方法をメモ。
自宅サーバーについての記事はこちら 


[環境構築]
#インストール
$ sudo yum -y install smb nmb
#ログインパスワードの設定
$ pdbedit -a Linuxユーザー名
#サーバー起動。自動起動を有効に
$ sudo systemctl start smb nmb
$ sudo systemctl enable smb nmb

通常であればこの手順でホームディレクトリにアクセスできるようになるはずなのですが、アクセスできず。
「\\10.0.0.x\ユーザー名\に対するアクセス許可がありません。ネットワーク管理者にアクセス許可を要求してください。」

いろいろ調べた結果、SELinuxを無効化することで解決しました。
#SELinuxの無効化
$ sudo vi /etc/selinux/config
     SELINUX=disabled
     に書き換え
$ sudo reboot

今回は外付けHDDをNAS化したいので、追加で以下の設定も行います。
#追加でインストール
$ sudo yum -y install hdparm
$ sudo yum -y install ntfs-3g
#マウント
$ sudo mkdir /nas
$ sudo mount /dev/sdb1 /nas
#HDD自動スリープの設定(1時間で自動スリープ)
$ sudo hdparm -S 242 /dev/sdb
#UUIDの確認
$ sudo blkid
#自動マウントの設定
$ sudo vi /etc/fstab
     UUID=調べたuuid   /nas    ntfs    defaults        0 2
     を追記

/etc/samba/smb.confは以下の内容を追記(変更)しました。

[global]
        workgroup = WORKGROUP
        netbios name = コンピュータ名
[homes]
        read only = No
        inherit acls = yes
[NAS]
        security = user
        path = /nas
        read only = no
        inherit acls = yes
        create mask = 0700
        directory mask = 0700


プリンタに関する項目はすべて#でコメントアウトしてます。
read only = No と writeable = yes 
は同じ意味になるのでどちらか設定しておけば平気かと思われます。

作成した共有フォルダはエクスプローラーから\\ipアドレス\でアクセスできます。


おしまい。
間違ってたらごめんなさい

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